Archive for 12 March 2011

12 March

平成23年3月定例会 一般質問(5)

【「有言実行発表会」のさらなる充実について】

◆荻野泰男
 わかりました。
 それでは、次に、「有言実行発表会」のさらなる充実について、引き続き大舘総合政策部長に質問いたします。
 本年1月25日に開催されました第7回有言実行発表会に私も参加させていただきました。当摩市長のTシャツ姿が見られるという大変貴重な機会でもありましたけれども、主に若手職員の皆様から15件の業務改善事例が紹介されまして、市職員のスキル向上、意識改革という意味でも大変すばらしい取り組みであると感じました。
 市関係者だけではなく、広く一般市民の方々にも公開することで、市民にとって職員が従事している仕事に対する理解が深まり、職員にとってもより刺激的になると考えますが、市民に公開することについての御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 有言実行発表会につきましては、今御紹介もございましたとおり、各所属におけるすぐれた取り組み事例を紹介して、活動内容とかその工夫した点を共有化することで主体的な業務改善を全庁的な取り組みとして広めていくことを目的としてございます。発表会も本年で7回目を迎えまして、職員の改善への意識も高まってきているものと感じております。
 また、本年1月の発表会で大賞を受賞しました危機管理課が、岩手県の北上市で開催されました第5回全国都市改善改革実践事例発表会、カイゼン万博2011inいわてきたかみというのがあったんですけれども、そこに所沢市代表として出場しまして、空き家等の適正管理に関する条例に係る取り組みについて発表してまいりました。所沢発ということで、本市の改善改革に取り組む姿勢がPRできたものというふうに考えております。
 御質問の発表会の市民への公開につきましては、やはり前向きな改革改善運動をアピールできるとともに、職員への刺激になるものというふうに考えております。その一方で、開催会場とか周知方法等、準備の面で考慮すべき項目もございますので、職員間で共有するという発表会の趣旨を踏まえながら、御提案の件につきましては来年度の課題というふうにとらえてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 ありがとうございます。
 引き続き大舘部長にお尋ねいたします。
 ちょうどきょう、けさの読売新聞の埼玉版に、さいたま市の改善事例発表会、カイゼンさいたマッチというのが、今度、ニコニコ動画で生中継されるという記事が出ていました。図らずもタイムリーな質問になったなと感じております。
 今回の発表会当日は多くの市職員や他自治体職員の方が参加されていましたが、業務の都合等で参加できなかった職員の方も数多くいらっしゃると思います。主体的な業務改善等について共有化し、全庁的な取り組みとして広げていくため、例えばプレゼンの様子をですね、本年1月から広報課の皆さんの御尽力によってユーチューブで市政情報の動画配信も始まりましたので、例えばユーチューブなどでも公開してはどうかと考えますが、御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 ユーチューブでの公開でございますけれども、やはり動画サイトですと職員だけでなくて多くの方に視聴いただけるということで、当然、行政活動をPRするという点では効果が期待できるというふうには考えてございます。
 ただ、今回の発表会では公開を前提とした準備をしておりませんでしたので、ウェブでの公開に当たりましては映像とか音声の状況等クリアすべき点もあるかと思います。職員への周知という点では庁内ネットワークの活用等も考えられますので、こうした手法も含めまして、より多くの職員が見られるような対応を図っていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 それでは、もう1点、大舘部長にお尋ねいたします。
 市のホームページには今回の有言実行発表会につきまして、受賞した取り組み名及び担当部署名が掲載されておりましたが、さらなる職員のモチベーションの向上のために、発表された職員の方のお名前ですとか改革改善事例等報告書など当日配付されました資料も公開されてはどうかと考えますが、御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 有言実行発表会に参加した取り組みを紹介した改革改善事例等報告書につきましては、当日の配付資料としたほか、発表会の1週間前から本庁舎1階ロビーに掲示して市民の方にもPRしたところでもございます。
 有言実行発表会に関しますホームページにつきましても、よりよいものにしたいと考えておりますので、議員御指摘の内容も踏まえまして、多くの方にその趣旨が伝わるよう、その充実を図っていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

22:00:00 | oginoyasuo | |

平成23年3月定例会 一般質問(6)

【「広報ところざわ」の中吊り広告の制作、メールマガジンによる内容の周知等について】

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 それでは、次に、「広報ところざわ」の中吊り広告の制作、メールマガジンによる内容の周知等について、引き続き大舘総合政策部長にお尋ねいたします。
 まず、現在の広報ところざわは、いわゆるタブロイド判で発行されておりますが、保存するという観点から言えば、多くの自治体でも採用しているように、A4サイズの冊子判にしたほうがすぐれているのではないかと考えます。A4サイズの冊子版に変更することのメリットとデメリットについてお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 まず、所沢の広報紙でございますけれども、市制施行後の昭和27年当時は、モノクロの4ページのB5判でスタートしました。その後、昭和47年にA4判へのサイズ変更を行って、さらに現在のタブロイド判に再変更したという経緯がございます。
 それで、A4サイズにつきましては、御指摘のようにコンパクトな紙面スペースとして、持ち運びであるとか保存等にもすぐれているという利点もございますけれども、反面、今日のように大量を極める行政情報を限られた紙面の中で編集して形にしていくという点からは、かえってスペースの制約に伴います紙面の余裕のなさといった面とか、編集技術上の制約が生じることもございまして、その選択は一長一短があるかというふうに考えております。
 それで、埼玉県広報協会の主催します広報紙研修会では、今後の紙面のサイズにつきましては、現状多くの自治体が使用してございますA4判タイプの広報紙から、余裕のある紙面づくりが可能となりますタブロイド判タイプに移行していくことが指摘されてもございます。
 いずれにしましても、市としましては、読者の皆さんから寄せていただいております意見等を参考にさせていただきながら、引き続き、読みやすく魅力ある広報紙の作成には努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 所沢市は、私も常々、結構いいこととか新しいことをされている割には市民の方からの認知度が高くないのかなというふうに感じております。
 そこで、引き続き大舘総合政策部長にお尋ねいたします。
 広報ところざわをより多くの方の目にふれるようにし、市政情報のさらなる周知を図るために、駅の構内ですとかコンビニの店舗等に配置することはできないか、御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 広報紙の配架先に駅の構内やコンビニはとの御質問でございますけれども、既に横浜市とか富士市等をはじめ多くの自治体で、広報紙の民間施設への配架を行っているということは承知してございますけれども、特にそれらの自治体におきましては、市報の配布の仕方が自治会配布方式のため、未加入世帯等に行き渡らないという現状を踏まえて、それを補う形で配架対応という事業の位置づけがあるようでございます。
 その点につきましては、本市では、御承知のように、既に印刷量等を把握しながら配布計画を立てまして、ポスティング方式による市内の世帯はもちろんのこと、市内事業所に対します配布体制を整えてございますので、先ほどの自治体とはちょっと異なった実態にもございます。
 しかしながら、より多くの方の目にふれる機会を確保していくという点では、今後、さらに民間施設への配架の可能性等も含めて検討といいますか、あと市民要望等も確認していきたいというふうに考えております。
 以上です。

◆荻野泰男
 それでは、引き続き大舘部長にお尋ねいたします。
 市の広報紙に対する関心をさらに高めるための仕掛けづくり、仕組みづくりとして、例えば近隣の新座市や和光市においては、中吊り広告風のポスターを制作し、公共施設や交通機関等に掲示しています。
 議長のお許しを得ましてフリップを用意してきたんですけれども、これが和光市の広報わこう3月号の中吊り広告風ポスターということで、こういったものを制作して掲示しているということです。
 あるいはメールマガジンやツイッター等の電子ツールによって広報紙の内容を周知している自治体もあります。そのような取り組みを本市でも行ってはどうかと考えますが、御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 御質問の中吊り広告風のポスターの作成、掲示につきましては、広報ところざわの主な内容を一目で御理解いただき、その広報紙に掲載されております内容に関心を持っていただくためには、広報紙を手にとって市政情報をキャッチしてもらうといった面では効果が非常に期待できるというふうに考えてございます。それで、今御紹介のあったとおり、既に実施してございます自治体の取り組みも参考にしながら、作成に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
 また、メールマガジン等の電子ツールでの広報紙の周知でございますけれども、本市はもう既に平成20年からメールマガジンでの配信を実施しておりますので、今後は、広報紙が発行された際に、特集のタイトル等の見出し的な情報をお知らせするなど、メールマガジンを活用した広報紙の情報提供を実施してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◆荻野泰男
 ぜひよろしくお願いいたします。
 それでは、もう1点、大舘総合政策部長にお尋ねいたします。
 先ほどメールマガジンの話題が出たんですけれども、来月に統一地方選挙も実施されますので、例えば選挙の開票速報などをメールマガジンで配信することはできないかどうかお尋ねいたします。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 現在、選挙の開票速報につきましては、投票日当日に市のホームページ及びモバイルサイトにて公開し、逐次開票状況をお伝えしているところでもございますけれども、開票速報の配信につきましては、メールマガジン等も含めた多様な電子ツールを活用し、情報の入手しやすい環境づくりも重要な取り組みの1つであるというふうに認識してございます。
 埼玉県選挙管理委員会、来月4月の埼玉県議会議員一般選挙におきましても、モバイルサイトを活用した開票速報の運用を先進的な取り組みとして開始するとのことでもございますので、そうした取り組みを参考にしながら、所沢市選挙管理委員会とも連携を図りながら実施してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

21:30:00 | oginoyasuo | |

平成23年3月定例会 一般質問(7)

【電気自動車(EV)の公用車への導入、普及促進等について】

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 それでは、次に、電気自動車の公用車への導入、普及促進等について、桑野財務部長に質問いたします。
 環境負荷が少なく、二酸化炭素の排出削減にもつながると期待されております電気自動車(EV)ですけれども、市内の電気自動車の登録台数、また、市内に電気自動車用充電器は何基設置されているのかお尋ねいたします。
◎桑野財務部長
 御答弁申し上げます。
 市内の電気自動車の登録台数でございますが、公表されていないことから把握はしておりませんが、近隣の事業所では東京電力所沢営業所に2台導入されていると伺っております。
 次に、市内の充電器の設置につきましては6基でございます。いずれも自動車販売店が設置しているもので、西方面が4カ所、東方面が2カ所でございます。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 ありがとうございます。
 引き続き桑野部長にお尋ねいたします。
 近年、自治体によっては電気自動車を公用車として導入し、中には市民等とのカーシェアリングなどを実施しているところもあります。また、市庁舎等に電気自動車用充電設備を設置し、一般に開放している自治体もございます。埼玉県内で電気自動車を公用車として導入している自治体はあるのかどうかお尋ねいたします。
◎桑野財務部長
 御答弁申し上げます。
 県内自治体の導入状況でございますが、県の環境部に確認しましたところ、さいたま市が18台、戸田市が1台導入しております。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 もう1点、桑野部長にお尋ねいたします。
 なかなかまだまだ導入が進んでいないのかなとも思いますけれども、本市においても電気自動車を公用車として導入することの意義、導入を検討するに当たっての課題について御見解をお聞かせください。
◎桑野財務部長
 御答弁申し上げます。
 電気自動車の導入の意義でございますが、電気自動車につきましては、排出ガスの抑制の点などから地球温暖化防止や大気汚染の防止に大変有効で、高い評価がされているものと考えております。また、市が公用車として導入することで環境施策とつながる上からも大いにPRできるものと考えられます。
 次に、公用車として導入を検討するに当たっての課題でございますが、職員が日常業務に使用する公用車としてみますと、まだ車種も少なく、価格面、走行距離、充電時間、さらには充電場所など、課題はまだまだあるものと認識しております。いずれにしましても、さまざまな課題につきましては徐々に解消されていくものと思われますので、今後、導入に向けて研究をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

21:00:00 | oginoyasuo | |

平成23年3月定例会 一般質問(8)

【地区別収集カレンダー、ごみ分別辞典の広告収入による冊子化等について】

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 それでは、次に、地区別収集カレンダー、ごみ分別辞典の広告収入による冊子化等について、中村環境クリーン部長に質問いたします。
 高麗部長の時代に、担当職員の方々の御努力で、こちらのような地区別収集カレンダーというのと、ごみ分別辞典というのを市のホームページのほうに掲載していただくようになりました。大変わかりやすく、便利なものであると思っておりますけれども、なかなかやっぱりインターネットになじみのない方々にはちょっと利用しがたいのかなというデメリットもあるのかなと感じております。そこで、冊子化して配布するということで、より利用しやすくなるのではないかと考えますが、御見解をお聞かせください。
◎中村環境クリーン部長
 お答えいたします。
 地区別ごみ収集カレンダー及びごみ分別辞典につきましては、いずれも荻野議員の御提案によりホームページに掲載開始したものでございます。おかげさまで大変好評を得ているところでございますが、インターネットを御利用されていない方にとりましては活用できないのが実情でございます。
 今回御提案の冊子化して全世帯に配布することも1つの方法であるとは考えておりますが、地区別ごみ収集カレンダーが38パターン、ごみ分別辞典が800以上の項目で構成されておりますので、冊子化する場合、A4判で70ページ以上にも上りますので、紙類の使用量も含めまして、その印刷に係る経費も相当程度かかるものと予想しております。したがいまして、現時点におきましては、冊子化して全世帯に配布することは少し難しいのかなというふうに考えております。
 なお、毎年各家庭に配布しております「家庭ごみの分け方・出し方」につきましては、平成23年度版より、これまでのポスター形式から冊子形式に変更いたしましたが、ごみの分別に関しまして特にお問い合わせの多い項目につきましては、ごみ分別辞典より抜粋いたしまして、その一部を掲載したところでございます。また、地区別ごみ収集カレンダーにつきましては、御自分で印刷していただくのが原則でございますけれども、御希望があれば市のほうでホームページを印刷いたしまして提供する方法につきまして今後検討していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 いろいろ改善していただきまして、ありがとうございます。
 それでは、もう1点、中村部長にお尋ねいたします。
 先ほどの御答弁によりますと、「家庭の資源とごみの分け方・出し方」については、平成23年度版から冊子化されるということなんですけれども、制作コストの削減という観点から、広告掲載を検討してはどうかと考えますが、御見解をお聞かせください。
◎中村環境クリーン部長
 お答えいたします。
 「家庭の資源とごみの分け方・出し方」への広告掲載でございますけれども、紙面の状況等を考えながら、印刷経費の削減という観点から、他市の事例等も参考にいたしまして実施に向けて検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

20:30:00 | oginoyasuo | |