Complete text -- "平成23年3月定例会 一般質問(6)"

12 March

平成23年3月定例会 一般質問(6)

【「広報ところざわ」の中吊り広告の制作、メールマガジンによる内容の周知等について】

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 それでは、次に、「広報ところざわ」の中吊り広告の制作、メールマガジンによる内容の周知等について、引き続き大舘総合政策部長にお尋ねいたします。
 まず、現在の広報ところざわは、いわゆるタブロイド判で発行されておりますが、保存するという観点から言えば、多くの自治体でも採用しているように、A4サイズの冊子判にしたほうがすぐれているのではないかと考えます。A4サイズの冊子版に変更することのメリットとデメリットについてお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 まず、所沢の広報紙でございますけれども、市制施行後の昭和27年当時は、モノクロの4ページのB5判でスタートしました。その後、昭和47年にA4判へのサイズ変更を行って、さらに現在のタブロイド判に再変更したという経緯がございます。
 それで、A4サイズにつきましては、御指摘のようにコンパクトな紙面スペースとして、持ち運びであるとか保存等にもすぐれているという利点もございますけれども、反面、今日のように大量を極める行政情報を限られた紙面の中で編集して形にしていくという点からは、かえってスペースの制約に伴います紙面の余裕のなさといった面とか、編集技術上の制約が生じることもございまして、その選択は一長一短があるかというふうに考えております。
 それで、埼玉県広報協会の主催します広報紙研修会では、今後の紙面のサイズにつきましては、現状多くの自治体が使用してございますA4判タイプの広報紙から、余裕のある紙面づくりが可能となりますタブロイド判タイプに移行していくことが指摘されてもございます。
 いずれにしましても、市としましては、読者の皆さんから寄せていただいております意見等を参考にさせていただきながら、引き続き、読みやすく魅力ある広報紙の作成には努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 所沢市は、私も常々、結構いいこととか新しいことをされている割には市民の方からの認知度が高くないのかなというふうに感じております。
 そこで、引き続き大舘総合政策部長にお尋ねいたします。
 広報ところざわをより多くの方の目にふれるようにし、市政情報のさらなる周知を図るために、駅の構内ですとかコンビニの店舗等に配置することはできないか、御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 広報紙の配架先に駅の構内やコンビニはとの御質問でございますけれども、既に横浜市とか富士市等をはじめ多くの自治体で、広報紙の民間施設への配架を行っているということは承知してございますけれども、特にそれらの自治体におきましては、市報の配布の仕方が自治会配布方式のため、未加入世帯等に行き渡らないという現状を踏まえて、それを補う形で配架対応という事業の位置づけがあるようでございます。
 その点につきましては、本市では、御承知のように、既に印刷量等を把握しながら配布計画を立てまして、ポスティング方式による市内の世帯はもちろんのこと、市内事業所に対します配布体制を整えてございますので、先ほどの自治体とはちょっと異なった実態にもございます。
 しかしながら、より多くの方の目にふれる機会を確保していくという点では、今後、さらに民間施設への配架の可能性等も含めて検討といいますか、あと市民要望等も確認していきたいというふうに考えております。
 以上です。

◆荻野泰男
 それでは、引き続き大舘部長にお尋ねいたします。
 市の広報紙に対する関心をさらに高めるための仕掛けづくり、仕組みづくりとして、例えば近隣の新座市や和光市においては、中吊り広告風のポスターを制作し、公共施設や交通機関等に掲示しています。
 議長のお許しを得ましてフリップを用意してきたんですけれども、これが和光市の広報わこう3月号の中吊り広告風ポスターということで、こういったものを制作して掲示しているということです。
 あるいはメールマガジンやツイッター等の電子ツールによって広報紙の内容を周知している自治体もあります。そのような取り組みを本市でも行ってはどうかと考えますが、御見解をお聞かせください。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 御質問の中吊り広告風のポスターの作成、掲示につきましては、広報ところざわの主な内容を一目で御理解いただき、その広報紙に掲載されております内容に関心を持っていただくためには、広報紙を手にとって市政情報をキャッチしてもらうといった面では効果が非常に期待できるというふうに考えてございます。それで、今御紹介のあったとおり、既に実施してございます自治体の取り組みも参考にしながら、作成に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
 また、メールマガジン等の電子ツールでの広報紙の周知でございますけれども、本市はもう既に平成20年からメールマガジンでの配信を実施しておりますので、今後は、広報紙が発行された際に、特集のタイトル等の見出し的な情報をお知らせするなど、メールマガジンを活用した広報紙の情報提供を実施してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。

◆荻野泰男
 ぜひよろしくお願いいたします。
 それでは、もう1点、大舘総合政策部長にお尋ねいたします。
 先ほどメールマガジンの話題が出たんですけれども、来月に統一地方選挙も実施されますので、例えば選挙の開票速報などをメールマガジンで配信することはできないかどうかお尋ねいたします。
◎大舘総合政策部長
 御答弁申し上げます。
 現在、選挙の開票速報につきましては、投票日当日に市のホームページ及びモバイルサイトにて公開し、逐次開票状況をお伝えしているところでもございますけれども、開票速報の配信につきましては、メールマガジン等も含めた多様な電子ツールを活用し、情報の入手しやすい環境づくりも重要な取り組みの1つであるというふうに認識してございます。
 埼玉県選挙管理委員会、来月4月の埼玉県議会議員一般選挙におきましても、モバイルサイトを活用した開票速報の運用を先進的な取り組みとして開始するとのことでもございますので、そうした取り組みを参考にしながら、所沢市選挙管理委員会とも連携を図りながら実施してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

21:30:00 | oginoyasuo | |
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