Complete text -- "平成23年3月定例会 一般質問(11)"

11 March

平成23年3月定例会 一般質問(11)

【救急車ボンネット表示への鏡文字採用について】

◆荻野泰男
 ありがとうございました。
 井関委員長におかれましては、今後ますますお忙しくなると思いますけれども、すべての選挙が無事執行されますよう願っております。
 それでは、最後に、救急車ボンネット表示への鏡文字採用について、小高消防長に質問いたします。
 消防年報2010によりますと、本市における救急車の配置総数は9台となっております。一昨日も市庁舎の前で新しい救急車が展示されておりましたが、今後の救急車の更新予定はどのようになっているのかお聞かせください。
◎小高消防長
 救急車の更新予定についての御質問にお答えをいたします。
 救急車の更新につきましては、所沢市消防機械器具管理規程事務処理要綱に基づきまして、走行距離10万kmまたは8年を更新年限としまして、更新整備を計画的に進めているところでございます。
 今後の更新予定につきましては、来年度の更新はございませんが、平成24年度に東消防署本署、平成25年度に南分署の救急車の更新を予定しております。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 引き続き小高消防長にお尋ねいたします。
 救急車のボンネットに表示する「救急」「AMBULANCE」、救急車ということですね。あるいは病院名などの表示を、左右反転させたいわゆる鏡文字にしている自治体があります。これは走行中の一般車両が後方から接近する救急車をバックミラー等で認識しやすいようにするためで、欧米などでは一般的であるといわれております。県内の、また自治体等におきまして救急車に鏡文字を採用している事例はあるのかお聞かせください。
◎小高消防長
 救急車の鏡文字についての御質問にお答えをいたします。
 現在、鏡文字を採用しております県下消防本部は、36本部中5消防本部でございます。また、鏡文字を採用している消防本部でも、すべての救急車に表示はしておらず、県内の全救急車254台中13台、約5%に鏡文字が表示されている状況でございます。
 以上でございます。

◆荻野泰男
 それでは、もう1点、小高消防長にお尋ねいたします。
 先ほどの答弁にありましたように、まだまだ導入事例は少ないのかなというふうに思いますけれども、デザイン的にもなかなかインパクトがあって、話題性もあるということなので、本市においても、次回以降の救急車の更新時にボンネット表示に鏡文字を採用されてはどうかと考えますけれども、御見解をお聞かせください。
◎小高消防長
 救急車更新時の鏡文字採用についての御質問にお答えをいたします。
 現在導入をしている救急車は、LEDを使用した大型赤色灯、さらに、バンパー上部に赤色点滅灯を採用しております。鮮やかな光で全方向からの被視認性もよく、救急車前方を走行する車両が救急車を識別するのに十分な装備であるというふうに考えております。また、救急車のボンネット部分には赤いラインがあるため大きな文字を表示できず、仮に表示しても救急車が接近しないとバックミラーで表示内容を確認することは困難な状況と思われます。
 以上のことから、鏡文字については、極めてその表示効果が低く、今後の更新時についても採用する予定はございませんので、御理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
◆荻野泰男
 採用する予定がないということなんですけれども、おととい救急車を見に行きまして、赤いラインの上に「AMBULANCE」とか書けるんじゃないかななんて思いましたので、また御検討していただけたらと思います。
 それでは、ちょっと早く終わりますけれども、ありがとうございました。本当に今任期最後ということなんですけれども、お世話になった皆様方に感謝申し上げます。また御縁がありますよう願っております。
 以上で、荻野泰男16回目の一般質問を終わります。ありがとうございました。

19:00:00 | oginoyasuo | |
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