Archive for October 2009

26 October

減災塾

昨日は冷たい雨の一日でしたが、北野中学校で空手道大会の開会式に出席させていただいた後、学園祭が行われている早稲田大学所沢キャンパスに向かいました。人間科学学術院の加瀬裕子教授が企画された「減災塾」に地元・三ヶ島地区の各区長さんをはじめとする市民の皆様とともに参加させていただきました。コープの方の指導の下、各グループに分かれ、ワークショップ形式で「減災マップ」の作成に取り組みました。援助が必要とする方がいる場所や病院、避難所あるいはコンビニ(公衆電話)等の位置を確認する作業は発見も多く、興味深いものでしたが、学生と地域の人々が交流しながらできるのがいいなあと感じました。なお、「防災」ではなく「減災」となっているのは、災害は防ぐことはできないが、被害を減らすことができるという趣旨によるものです。あいにくの天候のため、学園祭の人出は今一つのようでしたが、もっと地域と一体となったイベントになってほしいという思いもあります。

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▲ 減災マップ(東狭山ヶ丘のもの)

先週、応援に行った田沼隆志さんが千葉市議補選に見事トップ当選。政党や団体から支援を受けない無所属ということで厳しい戦いだったと思いますが、今後のご活躍が楽しみです。議会報・図書室委員会の視察で訪れた長野市の市長選も注目していましたが、現職が競り勝ちました。元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんは惜敗。サービス業のプロフェッショナルが首長としてどのような手腕を発揮されるのか見てみたかった気がします。

10:00:00 | oginoyasuo | |

23 October

民権塾

都内で行われた「田中秀征の民権塾」に出席しました。今回から第9期が始まり、新しい塾生を迎えたことに加え、政権交代後初めての講義でもあり、どことなく今までとは違う雰囲気。ちなみに「みんなの党」の山内議員も初めていらっしゃいました。パリーグのクライマックス・シリーズ開催中ということで、「楽天には納得いかないが、野村に勝ってもらいたい」という言葉からスタート。

以下、印象に残った発言をメモしておきます。
● 日本郵政の社長人事について、「脱官僚」に強い疑念。心配がさらに増した。
● 「天下り」かどうかは、本人が決めるのではなく、世論が決めること。
● 斎藤次郎と小沢一郎の共通点は、剛腕と世論を気にしないこと。
● 鳩山首相は、亀井大臣に人事を任せるのではなく、条件とキチッとつけなければならない。
● 郵政改革の見直しについて、小泉さんは起きてこないが、何か言ってもらいたい。

● 「行財政改革」という言葉があるが、「行政改革」の痛みは主として、行政・政治に帰属し、「財政改革」は痛みが国民、納税者に帰属するという大きな違いがある。
● 鳩山改革は、基本的に財政改革の域を出ていない。
● 財政改革に短期的にはプラス要素はない。
● 財政家が国家運営、経済運営を行うと経済が息苦しくなるので、してはいけない。
● 財務省は、行政改革には最大の抵抗勢力。

● マニフェストは守ってもらわなくてもよい。民主党の政策が支持されているわけではない。
● 高速道路の無料化等に対する民意をみると、これほど賢明で健全な国民はいない。
● 「政治主導」は答弁ではなく、仕事すること。現象面で「政治主導」を装うのは良くない。官僚による答弁等も政治の主導で行えばよいこと。
● 温存された(?)岡田外相は、「唯一のスペアタイヤ」。
● 民主党の支持は広いが弱い。
● みんなの党は、民主党より鮮明に時代の要請を担っている。
● 渡辺喜美と江田憲司は官僚と実際に闘って持った主張だから、信頼感がある。

● 自民党は、指導者と理念を欠いているため、再生不能。
● 谷垣総裁は順風のときにさらに成果を上げるタイプであり、乱世の人ではない。自民党はまとまりながら沈んでいく!?
● ベテランは、辞職するか離党すべき。

23:59:00 | oginoyasuo | |

18 October

防災訓練/千葉市議補選応援

午前中は、地元・三ヶ島第5区自治会による防災訓練に参加しました。ご指導いただいた消防職員の方のお話によると、市の中心部などに比べて参加率がとても高いとのこと。地域コミュニティがしっかりしていることは、災害等が発生した場合に大きな威力を発揮しますので、大変誇らしいことです。例年の消火器の取扱いや応急措置等に加え、今回は煙体験もすることができました。今年の夏は地震や大雨が少なくなかったですし、定期的にこのような機会を設けることは本当に大切です。区長さんをはじめ、お世話になった方々に感謝申し上げます。

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午後からは、千葉市議会議員の補欠選挙(稲毛区)に立候補している知人の応援のため、稲毛駅まで出かけました。今回の補選は、前市議の市長への転身と前議長の逮捕によるもの。ほとんど役には立てませんが、私もエールを送る機会をいただきました。馴染みのない土地の人前で喋るのも貴重な体験です。定数2名のところ、7名が立候補するという大変な激戦ですが、大勢の支援者や仲間たちに支えられている様子が伝わってきて、充実した選挙戦になることを確信しました。

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23:59:00 | oginoyasuo | |

17 October

和光市事業仕分け

和光市役所で行われた「事業仕分け」を傍聴いたしました。政権が代わって、「事業仕分け」という言葉を聞かない日はないほど、連日メディアでも取り上げられているので、もはや説明は不要でしょう。私が事業仕分けを傍聴させていただくのは、昨年6月の草加市、本年7月の富士見市に次いで3回目ですが、回を重ねるごとに注目度が高まっていることを感じます。今回はNHKをはじめ、メディアの取材も来ていました。

和光市の場合、本年5月の選挙で当選された新市長がマニフェストの中で半年以内に「事業仕分け」を実施すると掲げたものが実現。その実行力には敬服します。45の事業が対象となりましたが、所沢市と同様の事業も多く、仕分け人から担当職員に対する質疑の切り口など大変参考になりました。行政改革、財政改革の有効なツールの一つであることは言うまでもありませんが、職員としてのスキルを鍛えられる場としても有益であると改めて感じました。

ちなみに和光市役所では土曜日ながら、午前中のみ開庁しており、多くの市民の方が窓口を訪れていました。月1回のようですが、素晴らしい市民サービスです。

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23:59:00 | oginoyasuo | |

07 October

「スーパー給食」視察

「スーパー給食」視察のため、狛江市にある緑野小学校まで出かけました。

スーパー給食」とは、日本を代表する料理人が集結した食文化創造集団である「超人シェフ倶楽部」が食育プロジェクトの一環として行っているもので、一流のシェフが給食予算の範囲内で各学校の地元農産物等を取り入れたメニューを作成・調理し、給食を通じて児童との交流活動を行うという事業です。テレビのニュース番組等でも何度か紹介されたことがあるので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

今回派遣されたシェフは、和食の中嶋貞治氏と中華の五十嵐美幸氏の2名。お二人ともかつての人気番組「料理の鉄人」への出演経験があります。

メニューは、以下の3品。ちなみに茄子は地元産とのことです。
○ 豚バラ肉と高菜漬の炊き込みご飯
○ 鶏つくねと野菜の煮込み
○ 秋ナスの揚げ煮
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私も試食後、シェフが6年生の各教室を回り、児童からの質問を受ける様子などを見学させていただきました。この事業は、食育だけでなく、一流の料理人と直に接することでプロの仕事や職業ということに対する意識を芽生えされるという面でも有意義であると感じました。中には将来料理人を目指したいという子どもも出てくるかもしれません。

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▲ 左から、中嶋シェフ、五十嵐シェフ

運良くお話しする機会に恵まれた教育長さんによると、狛江市内の小学校は6校あり、すべて給食は直営の自校式とのこと。ちなみに緑野小は2校が統合してできた学校で、校舎は新しくとてもきれいです。お世話になった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

23:59:00 | oginoyasuo | |