民権塾

夜は都内まで出て、「田中秀征の民権塾」に出席。
前回は12月議会の反省会と重なって参加できなかったりしたため、
今期になってから初めてでしたが、結構見慣れない顔ぶれもチラホラ。

秀征さんは今年になって、新作本の執筆を理由に『サンデーモーニング』出演を
控えられています。また、現在の政治状況が細川連立政権誕生に至る
1992、93年の頃とそっくりだという認識のもと、新聞やネット上で
“第三極”の出現に期待する記事を書かれているので、最近メディアが
騒がしくなって困ると嘆かれていましたが、「他意はない」とのこと。

「行政改革を熱望し、イラク戦争に反対する」有権者を収容できる政党がない
というのは全くの同感。
北川前三重県知事らが発足させた「せんたく」は第三極になりうるかという
ある塾生からの質問に対し、「土俵作り」ではなく、「マワシをつける」ことが大切。
たとえば東国原知事は、いつもマワシを絞めているという話が印象的でした。

講義終了後は久しぶりに仲間たちと情報交換もでき、有意義な時間となりました。

定例会開会

本日から、平成20年所沢市議会第１回定例会がはじまり、
市長による施政方針および19年度補正予算関係９議案の説明がありました。

昨年の３月議会は選挙直前ということでほとんど傍聴もできなかったので、
施政方針演説を聴くこと自体が初めてでそれなりに注目もしていましたが、
当日各議員にも配布された冊子になっている原稿をほとんどそのまま
淡々と読み上げられるというものでした。

内容としては、マニフェストをベースにはしているものの、
昨年の斎藤前市長による施政方針の原稿と見比べてみると、
大まかな流れはさほど変わらないという印象を受けました。

ひょっとして同じ方が書かれているのでしょうか！？
余談ですが、細川内閣が誕生したときの所信表明で、宮沢内閣と同じじゃないか！？と
ヤジが飛んだのに対し、書いた人（田中秀征さんのこと）が同じだからしょうがないんだ
といったやりとりがあったとかいう話をふと思い出しました。

自治政策特別講座

都内で行われた自治体議会政策学会の主催による自治政策特別講座
「分権時代の予算審議　−自治体財政の現状と課題−　」に
午前中から参加いたしました。

内容は、以下の２講座。
１．「破綻法制と決算・予算の見方」
　　講師：兼村　高文氏（明治大学大学院教授）
２．「行政評価の導入と予算　〜予算編成改革の潮流〜」
　　講師：稲澤　克祐氏（関西学院大学専門職大学院教授）

前日も予算審議に関する３つの講座がありましたが、
議会の日程と重なったため、参加できず残念でした。

短い時間の講義だけで急に理解が深まるはずもありませんが、
今回ご教示いただいた重要なポイントについては、
間もなく始まる定例議会の場などで少しでも生かしていきたいと思います。

ちなみに今回の資料によると、北は北海道から南は鹿児島県まで200名を超える
議員が参加。かなりご年配の方も多かったのですが、熱心に勉強されていて
私も大いに刺激を受けました。

折角都内まで出てきたので、夜は大好きなバート・バカラックのコンサートへ。
洗練された名曲の数々を堪能しました。

３月議会　会期日程

本日、代表者会議および議会運営委員会が開かれ、
平成20年第１回定例会の会期日程概要は以下のとおりとなりました。

２月
２２日（金）　本会議10時　施政方針および提案理由の説明・議案説明（先議）

２５日（月）　本会議10時　議案質疑（先議）
２６日（火）　委員会 ９時　四常任委員会並行審査（先議）
２７日（水）　本会議10時　常任委員長報告・質疑・討論・採決（先議）等
２８日（木）　本会議10時　議案説明
２９日（金）　議案調査日（休会）

３月
３日（月）　議案調査日（休会）
４日（火）　本会議 10時　議案質疑
５日（水）　本会議 10時　議案質疑
６日（木）　委員会 ９時　四常任委員会並行審査
７日（金）　一般質問調査日（休会）

１０日（月）　本会議 ９時　一般質問（荻野・桑畠・村上・菅原・矢作・石本）
１１日（火）　本会議 ９時　一般質問（吉村・岡田・石井・杉田・安田・水村）
１２日（水）　一般質問調査日（休会）
１３日（木）　本会議 10時　一般質問（城下・小林・脇・西沢・高田）
１４日（金）　市立中学校卒業式（休会）

１７日（月）　本会議 10時　一般質問（平井・末吉・福原・大石・荒川）
１８日（火）　本会議 10時　常任委員長報告・質疑
１９日（水）　本会議 10時　討論・採決

抽選の結果、私の一般質問は３月10日（月）９時からということになりました。

確定申告

毎年、期限ギリギリになってしまう所得税の確定申告ですが、
間もなく定例議会も始まってバタバタしてしまうこともあり、
今年はいつになく早々に済ませました。

昨年９月議会の一般質問で、電子申請や住基カードについて取り上げた際に
電子証明書やカードリーダを一式揃えたこともあり、
今回は初めて「e-Tax」（国税電子申告・納税システム）を利用して
申告してみました。

初期設定などをいくつか行う必要があり、まだまだ使い勝手が良い
とは言えない部分もありますが、電子化という方向性は避けられず、
今は過渡期だと考えて、とにかく使い続けていくことも大切だと思います。

「e-Tax」の広告等でも紹介されているとおり、「電子証明書等特別控除」として
最高5000円の税額控除が受けられますが、19年分または20年分のいずれか１回にかぎる
というのが個人的には残念です。
自宅等のPCから24時間いつでも申告可能、添付書類の省略可能あるいは
還付金の早期処理などは大きなメリットですが、さらなる普及のためには
もう少しインセンティブが必要かもしれません。

自治体によっては、カードリーダを住民に無償で貸与しているところも
あるようなので、このテーマについても今後引き続き注目していきたいと思います。