Archive for June 2007
29 June
映画『選挙(CAMPAIGN)』
6月9日に封切られた映画『選挙』をようやく見る機会に恵まれました。以前少し触れましたが、一昨年の川崎市議の補欠選挙を題材にした
ドキュメンタリーです。
私が見た回では、英語の字幕がつけられていました。
そのため、ある海外のメディアがソフィア・コッポラ監督の
『ロスト・イン・トランスレーション』(私も好きな作品です)を連想させる
という批評を載せていたのが、とても納得できました。
もちろん、選挙を戦ったことがあるからこそ、候補者である山内さんの行動や気持ちが
理解できるところも多々ありましたし、可笑しいところでも笑えなかったり、
ときには気持ちが分かりすぎて、思わず泣けてしまうシーンもありました。
それにしても、主人公のキャラクターといい、小泉前首相をはじめ、
有名政治家が続々と登場するシチュエーションといい、選挙を映画にするとしたら
これ以上の題材はないでしょう。
26 June
6月定例会終わる
6月議会最終日。各議案の採決に先立ち、賛成討論のため登壇させていただきました。
何事も経験が大事ですので、良い勉強になりました。
議員になる前にしばしば議会の傍聴には来ていましたが、
1回の議会で全員の一般質問を聴いたのは、もちろん初めてです。
現場にかぎらずケーブルテレビですべて見るのも大変なことですが、
選挙だけでは分からない各議員の考え方や人柄なども良く分かりますので、
一人でも多くの市民の方に関心を持っていただけたらと願っています。
今回は改選直後ということで、傍聴者も通常より多かったように感じましたが、
緊張感をずっと持続してゆくことが大切です。
22 June
民権塾
本日で一般質問もすべて終了し、夜は都内で行われた『田中秀征の民権塾』に出席しました。
会場で顔を合わせた大船渡市議の三浦隆さんもご自身の一般質問を終えてから、
上京されたとのこと。
実は三浦さん。私の選挙の際、立候補の届出会場に突如現われ、
私を驚かせてくれました。選挙期間中でも最大級の“サプライズ”でした。
閑話休題。
今回の塾長の講義は、日経BPのサイトに掲載された
「安倍首相が政権を維持するための4つの方策」に沿った内容。
年金記録問題で、問い合わせの電話が殺到しているという件について、
「確認のためだけの電話はしないようにと言えるような政治でないといけない。
小泉さんなら、それが言えた」。
政治家は、時務(そのときの務め)を顕在化させることが大事という話が
心に残りました。
19 June
一般質問を終えて・・・
本日午後、議員となって初めての一般質問を行いました。まずは、傍聴にお越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。
通告書の内容については、市議会のサイトから質問をした全議員のものを
見ることができますが、私が質問させていただいた項目は以下のとおりです。
1.行政の人財開発
○ 職員の採用および人材育成について
2.教育環境の整備
○ 三ヶ島小学校の校舎建て替えについて
3.インフラの整備
○ 市街化調整区域の下水道整備について
4.統一地方選の総括
○ 投票率向上への取り組み等について
○ 開票作業のスピード化について
テーマと質問内容の選定にあたっては、次のようなポイントを重視しました。
○ 初めての一般質問なので、自分の専門分野である人事・労務について取り上げる。
○ 継続的なテーマとして、教育関連のものを1項目入れる。
○ 地域的な課題に触れるようにする。
○ タイミング的に今回しかできない選挙関連の質問をする。
○ 重箱の隅をつつくような細かいことではなく、執行部としての大きな方向性を確認する。
○ 背延びをすることやカッコつけることなく、基本的なことを分かりやすく尋ねる。
また、所属会派の先輩議員から「最初なのだから、市長に対する質問を一つは入れた方がよい」
というアドバイスもありました。
自分が傍聴していたときの経験から、(一問一答ではないので)誰に対しての質問なのか
分かりにくくなるということも少なくないので、そのあたりについては明確になるように
原稿づくりや表現の中で意識したつもりです。
貴重なチャンスを与えてくださった市民のみなさま、丁寧にご答弁いただいた執行部の方々に
改めて感謝申し上げます。
いろいろと試行錯誤しながら、今回の反省点を次回以降に生かしてまいります。
17 June
古川としはる時局講演会
ミューズ・アークホールにて行われた『古川としはる時局講演会』に参加いたしました。
私が古川俊治さんを応援しているのは、自民党公認だからではありません。
“議員しかできない議員”が多い中で、医師であり、弁護士でもある
古川さんが政治の世界でどのような活動をされるのか見てみたいからです。
そして、時代の要請を受けて、議員となり、いずれ政界を離れてからの仕事に
議員としての経験をどのようなフィードバックしてゆくかというところまで
注目していきたいと思っています。
古川さんが新しい道を切り拓くことによって、今まで以上にさまざまな人材が
政治の世界に参入する。そんな期待も持っています。