Archive for October 2009

23 October

民権塾

都内で行われた「田中秀征の民権塾」に出席しました。今回から第9期が始まり、新しい塾生を迎えたことに加え、政権交代後初めての講義でもあり、どことなく今までとは違う雰囲気。ちなみに「みんなの党」の山内議員も初めていらっしゃいました。パリーグのクライマックス・シリーズ開催中ということで、「楽天には納得いかないが、野村に勝ってもらいたい」という言葉からスタート。

以下、印象に残った発言をメモしておきます。
● 日本郵政の社長人事について、「脱官僚」に強い疑念。心配がさらに増した。
● 「天下り」かどうかは、本人が決めるのではなく、世論が決めること。
● 斎藤次郎と小沢一郎の共通点は、剛腕と世論を気にしないこと。
● 鳩山首相は、亀井大臣に人事を任せるのではなく、条件とキチッとつけなければならない。
● 郵政改革の見直しについて、小泉さんは起きてこないが、何か言ってもらいたい。

● 「行財政改革」という言葉があるが、「行政改革」の痛みは主として、行政・政治に帰属し、「財政改革」は痛みが国民、納税者に帰属するという大きな違いがある。
● 鳩山改革は、基本的に財政改革の域を出ていない。
● 財政改革に短期的にはプラス要素はない。
● 財政家が国家運営、経済運営を行うと経済が息苦しくなるので、してはいけない。
● 財務省は、行政改革には最大の抵抗勢力。

● マニフェストは守ってもらわなくてもよい。民主党の政策が支持されているわけではない。
● 高速道路の無料化等に対する民意をみると、これほど賢明で健全な国民はいない。
● 「政治主導」は答弁ではなく、仕事すること。現象面で「政治主導」を装うのは良くない。官僚による答弁等も政治の主導で行えばよいこと。
● 温存された(?)岡田外相は、「唯一のスペアタイヤ」。
● 民主党の支持は広いが弱い。
● みんなの党は、民主党より鮮明に時代の要請を担っている。
● 渡辺喜美と江田憲司は官僚と実際に闘って持った主張だから、信頼感がある。

● 自民党は、指導者と理念を欠いているため、再生不能。
● 谷垣総裁は順風のときにさらに成果を上げるタイプであり、乱世の人ではない。自民党はまとまりながら沈んでいく!?
● ベテランは、辞職するか離党すべき。

23:59:00 | oginoyasuo | |