和光市事業仕分け

和光市役所で行われた「事業仕分け」を傍聴いたしました。政権が代わって、「事業仕分け」という言葉を聞かない日はないほど、連日メディアでも取り上げられているので、もはや説明は不要でしょう。私が事業仕分けを傍聴させていただくのは、昨年６月の草加市、本年７月の富士見市に次いで３回目ですが、回を重ねるごとに注目度が高まっていることを感じます。今回はNHKをはじめ、メディアの取材も来ていました。

和光市の場合、本年５月の選挙で当選された新市長がマニフェストの中で半年以内に「事業仕分け」を実施すると掲げたものが実現。その実行力には敬服します。４５の事業が対象となりましたが、所沢市と同様の事業も多く、仕分け人から担当職員に対する質疑の切り口など大変参考になりました。行政改革、財政改革の有効なツールの一つであることは言うまでもありませんが、職員としてのスキルを鍛えられる場としても有益であると改めて感じました。

ちなみに和光市役所では土曜日ながら、午前中のみ開庁しており、多くの市民の方が窓口を訪れていました。月１回のようですが、素晴らしい市民サービスです。

FPフェア2009 in 名古屋

「FPフェア2009」（日本ファイナンシャル・プランナーズ協会主催）に参加するため、３、４日と名古屋まで足を延ばしてきました。会場は、この秋オープンしたばかりのウインクあいち（愛知県産業労働センター）。FPフェアへの参加は７年連続になりますが、名古屋で行われるのはちょうど「愛・地球博」が開催中だった2005年以来４年ぶりです。

以前は、社労士の仕事に直結しやすいテーマのセッションを主に選択していましたが、議員として活動するようになってからは、行政との関わりの深い分野のものを選ぶように変わってきました。そもそもFPの業務は、様々な立場の人々の日常生活やライフ・ステージに密接に関わっていくものなので、法律あるいは税制、社会保障をはじめとする各種制度に関する知識が必要になってきます。そのため、FPとしての知識や経験が議員としての活動の中で役に立つことも少なくありません。

今回は特に医療、介護、多重債務、障害者福祉等をテーマとするセッションの中から示唆に富んだ切り口を得ることができましたので、今後たとえば議会の一般質問等においても生かしていきたいと思っています。

余談になりますが、この週末、名古屋およびその周辺では、名古屋まつりのほか、石川遼選手が優勝したゴルフの東海クラシック、そして鈴鹿でのF1グランプリがあり、宿の確保が大変でした。

来年は、地元・埼玉県（大宮ソニックシティ）での開催になりますので、今から楽しみです。