民権塾

「田中秀征の民権塾」が行われる都内の会場へ。
総選挙期間中と重なったのはちょっと記憶にありません。
政権交代を目前にして、細川政権のキーパーソンの一人であった
塾長にも注目が集まっているためか、テレビ局の取材も来ていました。

８月９日の朝日新聞に掲載された細川元首相のインタビューの話から
スタートしましたが、以下印象に残った言葉をメモしておきます。

○ 政党には、指導者と指導理念の２つが必要。
○ かつての社会党について、必要性は認めるが、入る気はしない（笑）。
○ 主張の明確な少数政党と違い、二大政党は、車両であって、機関車にはなりえない。
○ 細川政権は「一戸建ての近所」だったが、民主党は「長屋の寄り合い所帯」。
○ 小沢がいるからこそ民主党は壊れる可能性があるが、小沢は必ず何かやるから面白い。
○ 「人材」とは、上に逆らう人のことをいう。
○ 麻生は自民党政権を終わらせる歴史的偉業を果たす。
○ 鳩山政権が参院選まで期待をつなげるかどうかは５分５分。
○ 選挙後、組閣まで２週間以上あるから、時間がなかったという言い訳はきかない。
○ 政策の継続性を尊重するというのでは、政権交代の意味がない。
○ パワーで動く政治が行き詰まったら、理想主義でしか動かない。
○ しがらみの中から来た政治家しか信用できない。風に送り出された自由人は信用できない。

選挙のときによく「しがらみのなさ」を売りにしている候補者がいますが、
私も誰が応援しているのかわからない、そのような人は嫌いです。