Archive for December 2008

19 December

民権塾

都内で行われた「田中秀征の民権塾」に参加。
前回は地元の道路説明会と重なったため、出席できず、
また、昨今の政治経済情勢の中で塾長からどんな話が聴けるか
楽しみに出かけましたが、期待に違わず示唆に富んだ内容でした。

記者から投げられた靴を巧みによける反射神経の持ち主である
ブッシュ大統領はボクサーか何かになった方がよかったのではないか
というジョークからはじまり、日銀短観、内閣支持率へと続く流れ。

以下、印象的だった言葉をメモしておきます。
○(麻生首相について)、やっぱり「成りたい人」を総理にさせてはダメ。
○(政界再編につながるとみられる動きについて)、無理にまとめようとする人や功名心の
ある人はダメだ。
○(再編必至と発言した山崎・加藤両氏について)、賞味期限の問題はあるが、若手が
伸び伸びと離党できるようになるという効果はある。
○ (自民党内での造反とみられる行動について)、党から出る気があるなら、
わざわざ「出るぞ」と言わなくても、出ればいい。「出るぞ」というのは、「止めてくれ」
と言っているようなもの。
○(小選挙区の場合、第3極の人材が出現しづらいのではないかとの質問に対し)、
チャーチルが言っていたように、本物の人材はいかなる制度の枠組みをも突破する。
○ 必要な人には神が逢わせてくれるのが、政治の世界
○「定額給付金」に対する国民からの低い評価を見ても、有権者の判断力には確かなもの
があり、将来は悲観するものではない。麻生さんの登板も歴史のページを早く捲るために
は意味があったと言えるかもしれない。

23:59:00 | oginoyasuo | |