民権塾

都内で行われた「田中秀征の民権塾」に参加しました。
今週は雨模様が続いていますが、民権塾の日はなぜか傘を持って
会場に足を運ぶことが多いとふと気付きました。

日経BPのサイトに連載されている「田中秀征の一言啓上」で
ガソリン税の再議決や日銀総裁人事に関するご見解を読んで
どんなお話が聴けるか本当に楽しみにしていました。

日銀総裁人事について小沢さんが筋を通したことは
「結果的に」最も大きな政治的功績になると仰っていたのは
何年も前から財政と金融の分離の重要性を強調されていた秀征さんだけに
とても理解できますが、残念ながらメディアの論調とはズレがあるようです。

最近の小泉さんの動きについては、「疲れがとれただけで、深い意味はない」とのこと（笑）。

それにしても、このところの「一言啓上」の内容はスゴイの一言。
最新回の「しがらみのない政治家」よりも「それに縛られない政治家の方が上」という
話には本当に痺れました。数回前に取り上げられていた井出一太郎元官房長官
（ご長男の井出正一元厚相には私も中国での植林活動などで大変お世話になりました）の
「公のために尽くしている自負心がなければ、この仕事は続けられなかった」という
言葉も非常に重い。自分も多少なりとも政治と関わりを持つようになって
余計に身に沁みるようになりました。