バスが来たら、手を振ろう！？

午後しばしの空いた時間を利用して、メルボルンに住んでいた当時の大親友であるＳ氏と
約１年半ぶりの再会。元々大阪出身の彼ですが、昨年の夏オーストラリアから帰国。
現在は都内で某州政府関係機関の仕事をしているとのこと。
かつて、文字通り“スープの冷めない距離”にいた彼と日本で会うのは初めてなので
何とも不思議な感じでした。

彼は長年の豪州生活の中で得た、私の政治活動にも生かせるような
示唆に富んだアイディアをいくつか与えてくれました。
（パクらないようにして下さい・笑）

たとえば、
● 住宅地などでは、あえて隆起をつくり、そもそもスピードの出せない安全な道路にする。
● バスの運転手が子どもの姿を見かけたら、手を振るようにする。
　 子どももバスに向かって手を振ると、運転手が振り返してくれるので、
　 バスに注意を払うようになり、事故防止につながる。

お金のかからない意外なところにもアイディアは転がっているものですので、
このような視点はとても大切です。
ビジネスの世界にも言えることですが、海外ではなんでもないことでも
まだ日本では取り入れられていないことはたくさんあるはずです。

日本人の留学事情にも詳しい彼の話によると、
豪州に留学やワーホリで長期滞在してから帰国後、職に就かず、
ニートのような状態になってしまう若者も少なくないようです。
このような課題には私自身の経験も多少は生かせるのではないかと思いますので、
たとえ政治活動からは離れても、近い将来コラボレーションできる機会に
恵まれるよう願っています。

残念ながら、わずかな時間でしたが、有意義なひとときでもありました。