Archive for February 2007
15 February
ミニミニ集会
大学の後輩でもあるS君の粋な計らいで“ミニミニ集会”を行いました。彼自身は都内在住にもかかわらず、所沢在住の方々を集めてきてくれて、
その手腕に脱帽。そして感謝です。
市内中心部にお住まいの若い女性たちからは、「駅周辺に安く利用できるジム、
TSUTAYAさん、シネコン・・・があったら嬉しい」などといった普段はなかなか
聞けない声を聴くことができて、有意義、かつ楽しいひとときでした。
どんなカタチの集会でも構いませんので、声をかけていただけたら
市外でもどこでも駆けつけます。
所沢はもちろん、北は北海道から南はオーストラリアまでいる(!?)サポーターの
みなさまから様々なカタチで応援していただきながら、これからも頑張ります。
14 February
矩を踰えず(のりをこえず)
あいにくの空模様なので、予定していたママチャリでの外回りは取りやめ、千載一遇のチャンスとばかり、午前中は新所沢の映画館へ向かいます(もちろん一人です)。
ここでは10日から一週間だけ、『めぐみ−引き裂かれた家族の30年』を上映中。
昨年10月に行われた横田早紀江さんの会に参加したときに購入しておいたチケットが
ようやく日の目を見ました。
入口に30名くらいの列が出来ていて、ちょっと驚きましたが、
おそらく水曜日は一律千円で見られるからというのもあるのでしょう。
このところ邦画の好調が伝えられ、元映画会社の人間としてはご同慶の至りですが、
未見の『硫黄島からの手紙』といい、このような秀逸なフィルムが海外のクリエイティブ
チームによるものであるということについて考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに監督のクリス・シェリダン&パティ・キムご夫妻は私と同年齢です。
夜は都内でとり行われた義伯父のお通夜に参列。
お経を読まれたお坊さんのお話が実に感動的で涙が止まらなくなってしまいました。
矩(のり)を守ることの大切さを説かれていました。
「何でもあり」という風潮が感じられる世の中で、私も政治活動をしていると
自分を見失いがちになることがあります。
でも、人間としての道は決して踏み外してはならないということを改めて心に刻みました。
12 February
再会
夕方、ママチャリに跨っての外回り活動を終え、ふと思い立って小学校時代の同級生宅に立ち寄りました。
二十何年ぶりかの再会となりましたが、区役所にお勤めという仕事柄もあってか(?)
すっかり落ち着かれていて、私ももっとしっかりせないかんと思わされました。
彼に会いたかったのには理由があります。
小学校6年生のとき、ちょっとした誤解からクラスのほぼ全員から無視されるという
“苛め”(あえてひらがなでは書きません)を受けたことがあります。
そのとき、唯一、それまで通り普通に接してくれたのが彼でした。
彼は学業も大変優秀でしたが、それ以来ずっと人間的にも素晴らしい
彼のようになりたいと思っていました。
今回、やっとお礼を言うことができて、長年の胸のつかえがとれたわけですが、
彼曰く「そんなことがあったっけ?」。きっと彼にとっては特別なことではなく、
普通に行動しただけだったのでしょう。
11 February
スタメン
あまりテレビは見ない私ですが、爆笑問題は好きなので、『スタメン』という番組は結構見ています。
番組の中でこの春、地方議員を目指す20代の方が取り上げられてきました。
若者が政治を志すこと自体は歓迎すべきことですが、学校を出ただけで
社会人経験の全くない方が「普通の感覚で」とかいって出られるのはどうなのだろうと
考えてしまいました。私なんかと違って真面目に勉強されてきた方だとは思いますが・・・。
私にはただの“求職活動”に見えてしまいました。
政治家というのは“職業”ではありません。
“議員しかできない議員”になってしまうと、仮に落選すれば、タダの人どころか
それ以下になってしまいます。
たとえ政治の世界に入ることになっても、そこから離れても“普通の人”でいたいと
私は思っています。
田中秀征さんは以前、一般の仕事をしてきた人材がある時期、時代の要請によって
政治に関わり、その役目が終わったら、また本来の仕事に戻れるような仕組みができれば
この国はもっと変わるというような趣旨のことを仰っていました。
私も本当に微力ではありますが、そのような方向性になることを願っています。
私は職業柄、学生さんから「社会保険労務士になりたい」という相談を受けることが
ときどきあります。
そんなとき、「社労士は何歳になってもなれる。人材の流動化が活発になっている時代
とはいえ、“新卒”じゃないとどうしても入れない会社がある。まずはそういうところを
目指した方がいい。しっかりとした会社の一員として働いた経験は、将来社労士に
なったときに必ず生きる」という話をするようにしています。
最近、ワタミの社長さんなども力説しているように学校の教師に社会人枠を増やすことは
大賛成。他では、裁判官や弁護士などになる方々も難関を突破されて、メッチャ頭のいい
集団なのでしょうけど、法律の勉強ばかりしていると、人としての普通の感覚からズレて
しまうこともあるのではないでしょうか。だから、裁判官や弁護士も普通に社会人経験を
積んだことのある人が増えたらいいのにと個人的には思っています。
03 February
37歳になりました
1年に1度の誕生日。大変ありがたいことに沢山のお祝いメールやカードを頂戴しました。
送ってくださった皆様、本当にありがとうございました!
たとえ70歳でも“新人”になってしまう政治という世界を志してから、
「まだ若いんですね」と言っていただくことが多いわけですが、
一般的に考えれば、(気持ち的には20代でも!?)もはや新人とは言えない年齢です。
どんなことをするにしても早過ぎることも遅過ぎることもないというのが私の持論ですが、
4年前でも4年後でもない今というタイミングしかなかったという気もしています。
誕生日の想い出はいろいろありますが、近いところでは一昨年の2月3日が
印象に残っています。
メルボルンでの長期滞在を終えて以来、約1年半ぶりに豪州の土を踏んだその日。
シドニーのイミグレーションで、私のパスポートを見た若い男性の担当官が
開口一番「Happy birthday!」と言ってくれました。
残念ながら、プレゼントに永住ビザをくれることはありませんでした(笑)。