Archive for 14 April 2007
14 April
少子化対策
「君はまだ独身だから、少子化対策について語る資格はないね」ある人がこう言いました。そのとき私は何も答えられませんでした。
先日、新しいリーフレットを読んでくださった私と同年代のお母さんが
「子どもたちに働くことの尊さを教える教育」を謳っていることについて、
「子育て支援の福祉的な政策をアピールしている方は多いけれど、
親としては自分の子どもの将来が一番心配だから、このような政策は
的を射ている」と仰ってくれました。そして「独身だからこそできる発想も
ありますよ」と勇気づけてくれました。
私はこれまで、やりたい勉強をしたり、たくさんの素敵な人との出逢いに
恵まれたり、あるいは旅をして、その延長で海外での生活も経験したりすることが
できました。一人でできることでやりたいことはほとんどやってきたかな
という気もしています。
独りでいることは確かにいろんな意味でラクです。
でも、それだけでは人間として成長することはできません。
結婚して、子どもを持つことは大変だと思います。
大変だからこそ得られるものも沢山あります。
だから、私は今結婚して、子どもを持ちたいと思っています。
男女を問わず、私と同じ考えの独身の方はきっと大勢いるはずです。
そのような人々がどうすれば、結婚し、子どもをもって生活をしていくことが
できるのか?・・・そういう視点での発想なら私にもできるはずです。
そして、結婚することの素晴らしさ、子どもを持つことの喜びを
広く伝えることができれば、そのこと自体が少子化対策の一つになると考えています。
雇用対策
「この辺り(地元のこと)で、雇用対策なんて訴えたってダメだよ」地域の事情に精通している方が私に言いました。
でも、社会保険労務士として「ヒト」・「働く」ということに関わってきた私が
教育問題と並んで力を入れていきたいのは雇用対策です。
社労士の資格を持っている人でも意外と実際の経験者が少ないのが、
職安に行って失業手当をもらうことです。
何事も自分で経験してみないと、その気持ちは分かりません。
職安に通うことよりも辛いと思ったのが、仕事がなく、
朝行くところがないという状況です。
人間として一番辛いことは何もすることがないということです。
その辛さを経験してからというもの、私は仕事がどんなに辛くても
「毎日行くところがあるだけでもありがたい」と思えるようになりました。
だから、自分自身のそんな経験も生かして、雇用対策も訴えていきたいんです!