07 October

「スーパー給食」視察

「スーパー給食」視察のため、狛江市にある緑野小学校まで出かけました。

スーパー給食」とは、日本を代表する料理人が集結した食文化創造集団である「超人シェフ倶楽部」が食育プロジェクトの一環として行っているもので、一流のシェフが給食予算の範囲内で各学校の地元農産物等を取り入れたメニューを作成・調理し、給食を通じて児童との交流活動を行うという事業です。テレビのニュース番組等でも何度か紹介されたことがあるので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

今回派遣されたシェフは、和食の中嶋貞治氏と中華の五十嵐美幸氏の2名。お二人ともかつての人気番組「料理の鉄人」への出演経験があります。

メニューは、以下の3品。ちなみに茄子は地元産とのことです。
○ 豚バラ肉と高菜漬の炊き込みご飯
○ 鶏つくねと野菜の煮込み
○ 秋ナスの揚げ煮
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私も試食後、シェフが6年生の各教室を回り、児童からの質問を受ける様子などを見学させていただきました。この事業は、食育だけでなく、一流の料理人と直に接することでプロの仕事や職業ということに対する意識を芽生えされるという面でも有意義であると感じました。中には将来料理人を目指したいという子どもも出てくるかもしれません。

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▲ 左から、中嶋シェフ、五十嵐シェフ

運良くお話しする機会に恵まれた教育長さんによると、狛江市内の小学校は6校あり、すべて給食は直営の自校式とのこと。ちなみに緑野小は2校が統合してできた学校で、校舎は新しくとてもきれいです。お世話になった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

23:59:00 | oginoyasuo | |

23 May

地方自治経営学会 研究大会(2)

前日同様、「地方自治経営学会 研究大会」に終日参加しました。
午前中の講師陣は、片山善博氏(慶應義塾大学教授・前鳥取県知事)、
根本良一氏(前福島県矢祭町長)、そして橋場利勝氏(北海道栗山町議会議長)の
各氏でした。

また、午後は「地方の危機」をテーマに松島貞治氏(長野県泰阜村村長)、
三浦展氏(カルチャースタディーズ研究所主宰)、大野晃氏(長野大学教授)による
講演が行われました。

橋場議長の栗山町は全国初の「議会基本条例」を制定したことで有名で
全国の自治体から視察が殺到していることがメディアでも報じられていますが、
お話を聴いていると、何も特別なことをしているつもりはないと強調されています。
矢祭町にもついても言えることですが、当たり前のことを当たり前にやることの
大切さを改めて感じました。

23:59:00 | oginoyasuo | |

22 May

地方自治経営学会 研究大会(1)

2日間の日程で都内にて行われる「地方自治経営学会 研究大会」に
丸一日参加いたしました。全体テーマは、「明日の地方の方向を問う」。
今回初めての参加でしたが、700名を超える地方議員等が一堂に会するという
光景はなかなか壮観でした。

午前中は、西川一誠氏(福井県知事)、森雅志氏(富山市長)らによる
パネルディスカッション。

午後は、福岡政行氏(白鴎大学教授)、嘉田由紀子氏(滋賀県知事)、
穂坂邦夫氏(地方自治経営学会会長)そして石原信雄氏(元内閣官房副長官)による
各1時間の講演という内容でした。

福岡先生の話はテレビ的で、聴衆の関心を引くのがとても巧みです。
穂坂先生は前志木市長ですが、自治体職員、市議、県議の経験者ということで
地方自治に関する見識が半端ではありません。

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▲ 穂坂邦夫会長による講演の様子

23:00:00 | oginoyasuo | |

18 May

堀之内地区市政報告会

地元・三ヶ島の堀之内地区にて市政報告会を開催させていただきました。
日曜日にもかかわらず、大勢のみなさまにご参集いただき、感謝の一言です。

また、ご多忙の中スペシャル・ゲストとしてお越しいただいた柴山代議士から
国政のお話も伺うことができました。

あらゆる面でサポートしてくださった皆様に重ねて御礼申し上げます。
本当にたくさんのパワーをいただきました。
今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
23:59:00 | oginoyasuo | |

16 May

自治政策講座 in 大阪(2)

前日に引き続き、自治政策講座を受講しました。
主催者からいただいた資料によると、今回の講座には北海道から鹿児島県まで
77議会154名が参加しているとのことです。
以前、東京での講座でお見かけした方も結構いらっしゃったようです。

2日目は、以下の3講座。
1.「自治体財政を取り巻く課題」
  講師:林  宜嗣氏(関西学院大学教授)
2.「地域力の向上と自治体の役割」
  講師:山内 直人氏(大阪大学大学院教授)
3.「分権で変えること 変わったこと」
  講師:水口 憲人氏(立命館大学教授)

それぞれの講座から新たな視点や気づきなどを与えられましたが、
「財政」に関する講義の中で、オーストラリアのある自治体では
行政サービスの料金表があるという事例、政策目標の具体化と数量化に関して
アウトカム(たとえば、公共交通機関の場合、輸送時間の短縮や道路渋滞の
緩和など)を重視すべしという話などが特に印象に残りました。

それにしても、各2時間の講義を計6コマ聴くと、頭の中を整理するのが大変です(笑)。

23:59:00 | oginoyasuo | |