Complete text -- "総務常任委員会視察(2)"

05 February

総務常任委員会視察(2)

多治見から鈍行電車で、2日目の視察先である各務原(かかみがはら)市まで移動。
各務原市は、日本国内に現存する飛行場では最も長い歴史を持つ航空自衛隊岐阜基地を
市の中心部に抱えており、都市基盤整備上の制約、騒音問題など「基地問題」は
大きな課題となっているとのことです。

ご承知のとおり、所沢市には在日米軍通信基地、お隣の入間市・狭山市には
入間基地がありますので、参考になるお話が伺えるのではという期待を持っての
視察となりました。

「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関連する法律」など基地関係法令は、
今までほとんど馴染みがありませんでしたが、法に規定されている民生安定施設の助成、
特定防衛施設周辺整備調整交付金、あるいは固定資産税の代替的性格を基本とする
基地交付金などに関するご説明もあり、理解が深まりました。

職員の方々は「基地はないに越したことはない」と仰っていましたが、
川崎重工業をはじめとする輸送用機械器具関係産業は財政面、雇用面でも
市に大きく寄与しており、なかなか難しい事情もあるようです。

残念ながら休館日ということで館内は見学できませんでしたが、
各務原市には航空宇宙科学博物館もあります。
また、『冬のソナタ』で有名な韓国・春川市とは姉妹都市になっているということもあって、
「各務原キムチMAP」なるものまで資料として頂戴しました。

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▲ 各務原市役所から岐阜基地をのぞむ。

名鉄で名古屋まで出て、今度は東海道新幹線で帰京。
移動時間が長く、1泊2日にしては結構ハードでしたが、
私にとっては初めて経験する委員会視察であり、普段はゆっくり
話す機会のない他会派の議員との交流もでき、有意義な2日間となりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

23:59:00 | oginoyasuo | |
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